衛星放送協会

衛星放送協会は、協会会員社が提供する
有料・多チャンネル放送の啓蒙、普及発展を推進する団体です。

オリジナル番組アワード

オリジナル番組アワード 審査委員特別賞

「審査委員特別賞」は惜しくも最優秀賞を逃した作品に対して贈られるものです。

審査委員特別賞

町山智浩の‟最も危険なアメリカ映画”

スターチャンネル2 (株式会社スター・チャンネル)

【オリジナル編成企画部門】

アメリカ合衆国⼤統領ドナルド・トランプ。なぜ彼が⼤統領になったのか︖ そんな謎を解き明かす真実はアメリカ映画に隠された深い闇の中にあった︕︖映画評論家、町山智浩氏が選ぶ‟最も危険なアメリカ映画” 9作品を映画専門チャンネルならではの切り口で特集放送しました。

作品紹介

審査委員特別賞

過激な言動が賛否両論を巻き起こしている第45代アメリカ合衆国⼤統領ドナルド・トランプ。
なぜ彼が大統領になったのか?そんな謎を解き明かす鍵はアメリカ映画に隠された深い闇の中にあった!?
現在アメリカを拠点に活動する映画評論家、町山智浩氏が選ぶ‟最も危険なアメリカ映画” 9作品!
トランプ現象を予見したような『ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄』、歪曲された歴史劇『國民の創生』、マスメディアの闇を描く『群衆』など、映画史に残る名作、問題作(!?)揃いのラインナップを集めました。
さらにスターチャンネル独占!町山氏のインタビューを収めた特別番組も放送。そして、各作品放送前に町山氏自ら解説していただきます!
名作や傑作と呼ばれる映画の中に隠されたアメリカの深い闇とは…?
未ソフト化でなかなか見ることができない貴重な作品も含めた特集放送。

【審査委員講評】 河村 能宏(朝日新聞社 文化くらし報道部 記者)
映画評論家、町山智浩さんの鋭い映画批評を軸に、異なる時代の多種多様な作品を提示。米国社会が抱える闇を浮き彫りにした。トランプ大統領誕生の機を捉えて企画したフットワークの軽さにも拍手。映画を予備知識なく娯楽作品として消費するのも悪くはないが、作品の生まれた時代、社会状況などの文脈を押さえると違った世界が見える。企画は、個々人の嗜好にあった作品をアルゴリズムで届けるネット配信全盛時代にあって意義深い。

審査委員特別賞

連続ドラマW プラージュ 
~訳ありばかりのシェアハウス~

WOWOWプライム(株式会社WOWOW)

【ドラマ番組部門】

次第に窮屈になってきた世の中で「ダメな人の居場所」を作るのもエンタメの役割だと思っています。一度は社会から退場させられた人たちが自らの過去に追いかけられながらもなんとか頑張って生きていこうとする姿を笑顔と哀しみを織り交ぜながら綴りました。

作品紹介

人気沸騰中の星野源が挑むのは、なんと、軽い気持ちで覚醒剤に手を出し「前科者」になった男…。舞台は、様々な過去を背負い居場所を失った者が集まるシェアハウス「プラージュ」。笑顔の裏で色々な哀しみや痛みが交錯します。不器用ながらも懸命に生きようとする住人たちに、過去からの逃れられない黒い影が忍び寄り…。原作は人気作家・誉田哲也。一度でも刑罰を受けた人は刑期を終えればかつてのように生きて良いのか、それとも世間の片隅で暮らすしかないのか。社会から一度退場させられた人間たちが小さな力をあわせて立ち上がる姿が観る者に真の償いと赦しの意味を優しく問いかける、涙とユーモアに溢れたエンターテインメントミステリー。

審査委員特別賞©WOWOW

【審査委員講評】 石井 彰(放送作家)
いま犯罪者の更生は、社会にとってとても大事なテーマになっています。日本の再犯率はとても高く、その背景には仕事・住居など、社会復帰が難しい現状があります。こうした難しいテーマを、エンターテインメントなドラマで描こうとしたチャレンジ精神を高く評価します。また主演の星野源や仲里依沙などの不思議な空気感を活かした演出は、次回を見たいと思わせる吸引力がありました。ドラマの可能性を広げた点を高く評価します。

審査委員特別賞

棋士・藤井聡太~取材ノート~

囲碁・将棋チャンネル (株式会社囲碁将棋チャンネル)

【ドキュメンタリー番組部門】

日本中の注目を集めた中学生棋士・藤井聡太四段(当時)。藤井四段にとって貴重な期間の取材を中心に、29連勝の大記録を打ち立てるまでを取材スタッフの視点で追ったドキュメンタリー。第1章「史上最年少棋士 誕生」、第2章「デビュー戦に向けて」、第3章「積み重ねる勝利の先に」の3部構成。

作品紹介

16年ぶりとなる中学生棋士、そしてデビュー戦が加藤一二三九段との年齢差62歳で注目された藤井聡太四段(当時)。囲碁・将棋チャンネルでは、そのデビュー前である藤井四段の奨励会時代からおよそ1年にわたって取材をしてきた。  
始まりは2016年4月に「詰将棋が強い13歳の奨励会員」がいると聞き、取材に行ったこと。ここから1年も経たずに日本中の大きな注目を集めることになる。
前人未到の29連勝達成の瞬間までを綴った藤井聡太四段の貴重な期間の記録とともに、師匠の杉本昌隆七段、ご家族へのインタビューから見えてきた藤井四段の普段の姿や、対局中には見せない様々な表情を余すことなく放送した。

審査委員特別賞©囲碁・将棋チャンネル

【審査委員講評】 松井 一晃(株式会社文藝春秋 スポーツ・グラフィック ナンバー編集長)
今をときめく高校生1年生棋士、藤井聡太の成長の軌跡を、囲碁将棋専門チャンネルならでは取材力を活かして、まだ中学2年生=13歳の奨励会員だった2016年4月から追い続けたドキュメンタリーである。
歴代最多の29連勝を達成していく過程で、藤井棋士が一戦ごとに凛々しく、プロの顔付きになっていく様子が面白い。「男子三日会わざれば刮目して見よ」という慣用句の意味を実感させてくれる映像作品だった。

受賞作品

【大賞】
  • 大賞
【オリジナル番組賞 最優秀賞】
  • ドラマ番組部門
  • ドキュメンタリー番組部門
  • 中継番組部門
  • バラエティー番組部門
  • 教養番組部門
  • アニメ番組部門
  • ミニ番組部門
【オリジナル編成企画賞 最優秀賞】
  • オリジナル編成企画賞
【審査委員特別賞】
  • 審査委員特別賞

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