衛星放送協会

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9th 衛星放送協会オリジナル番組アワード

番組部門 バラエティ 最優秀賞

生前葬TVー又吉直樹の生前葬のすゝめー

BS12 トゥエルビ
(ワールド・ハイビジョン・チャンネル株式会社)
再放送日時11月4日(水)夜8時~ 
身内に不幸があり、いざ実際に葬式を執り行った時に「自分が主役の式なのに、遺影も選べないし参列者に感謝も伝えられないなんて、自分だったら嫌だなあ、、、」という葬式のジレンマに直面したのが制作のきっかけです。作品の見所は、生前葬を執り行うゲストの忘れがたい瞬間をとらえた朗読劇です。単純なバラエティにせず、視聴者に自分の人生をじっくり振り返ってもらう余韻を残し、他にはない質感の番組を目指しました。

作品紹介

この番組は、ゲストをお招きし「その人の半生がいかなるものだったのか」を見届け人である又吉直樹が掘り下げ、番組の中で彼らの生前葬を実際にプロデュースするという新たな形の新感覚バラエティです。記念すべき1回目のゲストは、今年で芸能生活50周年を迎える間寛平さんとホラー作家・岩井志麻子さん。二人の波乱万丈の半生をじっくり振り返りながら、死ぬ前にやっておきたいことや、最高の遺影選びを番組でお手伝いいたします。
この番組を見ればあなたも自身の人生を振り返ってみたくなるはずです。お楽しみください。
 
作品動画

【審査員講評】 
弁護士 田中 早苗

インタビュー番組や人物紹介番組は数々あれど、「生前葬」という切り口で、その人物を深く掘り起こそうという企画が見事。「生前葬」という状況設定がないと、「死」という難しいテーマでの話が聞けなかった。まさに、企画の勝利。また、番組の構成が、生い立ちや人生についてのインタビュー、死ぬまでにやっておきたいこと、朗読劇、遺影の紹介、今の自分からの弔事と練りに練られている。間 寛平、岩井志麻子の人選が良く、話も興味深く、楽しめた。朗読劇が体験を立体化させ、ご本人の希望する遺影も秀逸。司会の又吉直樹の「限りなき誠実さ」がどこまでもまっすぐにゲストの心に正対していた。企画、構成、番組内容、ともに優れた番組だ。
グランプリ
番組部門 最優秀賞

ドラマ

ドキュメンタリー

中継

教養

バラエティ

アニメ

ミニ番組

編成企画部門 最優秀賞
番宣部門 最優秀賞
CAB-J 賞
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