衛星放送協会

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13th 衛星放送協会オリジナル番組アワード

番組部門 ドキュメンタリー 最優秀賞

発掘ロストワールド 
恐竜の聖地ゴビ砂漠

NHK BS4K・BSプレミアム
(日本放送協会)
世界的な恐竜学者であり“ハヤブサの目”の異名を持つ化石ハンター・小林快次が、恐竜の聖地・ゴビ砂漠の秘境で大発掘!「恐竜大繁栄の謎」に迫る。
1922年にアメリカ人探検家ロイ・アンドリュースが初めて現地調査を行ってから100年後の2022年9月、北海道大学の小林教授はモンゴル科学アカデミーと共同で大規模な調査チームを率い、これまでほとんど手付かずだったゴビ砂漠の“空白地帯”で発掘に挑んだ。そこで待っていたのは、驚きと興奮に満ちた発見の連続だった―。
「なぜ恐竜は大繁栄したのか?」という大きな謎の答えを求め、太古のロマンを追う恐竜学者たちの探究と冒険の物語。

作品紹介

「ダイナソー小林」と呼ばれ子供たちにも大人気の恐竜学者・小林快次によるゴビ砂漠での発掘調査に完全密着。ファミリーで楽しみつつ知的好奇心を満たせるよう制作した。小林先生が「大当たり!」と興奮するほどの化石発見の瞬間など迫真のドキュメントを縦軸に、そうした発見を「恐竜大繁栄の謎」の解明につなげる説明パートを横軸に。100年前の化石ハンターから時空を超えて“バトン”を受け継ぐ人類の知的探求を描いた。
©NHK
作品動画

【審査員講評】 
弁護士  田中 早苗

本作は、恐竜学者小林快次を中心とした発掘隊のゴビ砂漠での調査に密着したドキュメンタリー。広大なゴビ砂漠を探索するダイナミックなシーンから、刷毛で化石を掘り出す細かな作業にフォーカスしていく対比の妙。そして、世紀の大発見の現場を小林先生らとともに大喜びできた臨場感あふれる映像。また、トラックの故障トラブル、現地料理人の料理、スタッフ同士のモンゴル相撲などサイドストーリーも充実していた。さらに、調査目的でもある「なぜ恐竜は大繁栄したのか?」というテーマをグラフなどを駆使して簡潔にわかりやすく説明したパートの出来栄えも優れていた。圧巻の出来栄えのドキュメンタリーであった。
グランプリ
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