衛星放送協会

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有料・多チャンネル放送の啓蒙、普及発展を推進する団体です。

11th 衛星放送協会オリジナル番組アワード

番組部門 中継 最優秀賞

サンウルブズ ライブトレーニング
フィジカルチャンピオンシップ

J SPORTS 2
(株式会社 ジェイ・スポーツ)
再放送日時10月24日(日)11:00~ J SPORTS 1
多国籍にわたる選手たちが所属するサンウルブズが、新型コロナウイルスの拡大によって離れ離れになってしまったチームの結束を図るために、チーム内で企画されたオンライントレーニング。
サンウルブズの試合を見られなくなったファンも寂しいのは一緒だという思いから、放送・配信・SNSあらゆるツールを通じて、チームとファンの合同トレーニングという形にかえて、ライブで繋ごうという企画。

作品紹介

スーパーラグビー2020に参戦していた日本唯一のチームであるサンウルブズのオンライントレーニングをライブ放送。
視聴者が選手と一緒に実施できるトレーニングもあり、トップアスリートの選手たちの体力の凄さを実感することもでき、普段あまり見られないチームトレーニングの様子や苦しむ選手たちの表情を見るのもファンとしては楽しみの一つ。
ライブ放送であるため、視聴者からのコメントや質問に選手たちが直接答えてくれるのもファンにはうれしい瞬間。
フィジカルチャンピオンシップでは、体力自慢の応募者の中から選考された視聴者が、同じメニューでサンウルブズ選手に挑戦する。
 
作品動画

【審査員講評】 
株式会社文藝春秋 執行役員ライツビジネス局長 島田 真

コロナ禍のなか、世界に散らばったチームメートをズームで結んで、視聴者がトレーニングに参加できる異色の中継番組です。決して美しいとはいえない映像、とぎれとぎれの音声、通信の不具合による進行の停滞と、下手をすれば放送事故ととられかねないところのある番組ですが、そこから様々なものが見えてきました。自宅でくつろぐ選手とその家族の様子、参加したファンと選手のフランクな交流。何より、選手と一緒に自分も身体を動かしてみると、その楽しさは思いがけないものでした。声に合わせて共に身体を動かす喜びを、思い出すことができました。
通信と放送を組み合わせて、世界各地から同時生中継するという冒険的な試みでもあります。コロナの時代を逆手にとった、新しい放送へのチャレンジとしても評価しました。
グランプリ
番組部門 最優秀賞

ドラマ

ドキュメンタリー

中継

文化・教養

バラエティ

ミニ番組

奨励賞(ドラマ)

審査員長賞

編成企画部門 最優秀賞
番宣部門 最優秀賞
CAB-J 賞
過去の衛星放送協会オリジナル番組アワード