衛星放送協会

衛星放送協会は、協会会員社が提供する
有料・多チャンネル放送の啓蒙、普及発展を推進する団体です。

11th 衛星放送協会オリジナル番組アワード

編成企画部門 最優秀賞

『鉄道発見伝』“番組コミュニティ”の発想から番組づくり!
~コロナ禍、自然災害続きの日本に、
”元気”と”友情”を届けよう~

日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
(株式会社CS日本)
【番組7年間でできたコミュニティの発想で、番組を創る1年間に挑戦】
番組が軸にできた「視聴者、鉄道会社が集う“番組コミュニティ”」。
8年目、コロナで取材困難な中、皆から上がる声は、『会えないからこそ、皆で協力して、励まし合おう!』
そこでSNSの時代、その声に応えた番組シリーズ展開に挑戦。
取材する側される側 ではなく、CS番組こそが「皆が集える、協力し合える場」になってみよう!

作品紹介

「番組コミュニティの発想&行動を番組に!」からは、素敵な企画が誕生!
【番組コミュニティが、豪雨災害からローカル鉄道を救った!】(12月OA)
7月豪雨で被災したくま川鉄道(熊本)にすぐ駆け付け、奇跡的に1両を復活させたのは、番組コミュニティの一員である若桜鉄道(鳥取)谷口さん。10月に被災状況取材と同時に、奇跡の復活の感動秘話を公開。
【全国57鉄道事業者からの 励ましのVメッセージ】(6月OA)
5月、コロナ緊急事態下、各社から全国を励ますVメッセージを送りたいという声があがり、呼びかけたところ、全国57社からのメッセージが届き、 1本にしてOA(+配信)。全国で大きな反響、話題に。
©CS日テレ
作品動画

【審査員講評】

■株式会社ジュピターテレコム 放送事業部マガジン編成グループ編集長 尾前 勝
長年にわたり全国の鉄道各社を丁寧に取材することで、単なる「鉄道愛番組」に留まらず、番組を鉄道各社間の「コミュニケーションツール」にまで昇華させたことは、衛星放送ならではの番組の可能性を大きく広げたと感じている。このように番組を通じて、各カテゴリーの関係者や視聴者との強固なコミュニティを形成していくことは、衛星放送番組の理想であると同時に、今後の衛星放送が生き残るひとつの道ではないかとも考えている。
■朝日新聞東京本社 文化くらし報道部 編集委員 後藤 洋平
満場一致、といっても過言では無い審査だった。特筆したいのは、この番組が単なる「テツ向け」ではなく、社会性を帯びていることだ。全国各地のローカル鉄道を取り上げる視線は愛にあふれ、番組自体が各鉄道会社のネットワークづくりに貢献してきたことが分かる。災害に遭った鉄道会社に、他県の鉄道会社社員が駆けつけて救いの手を伸ばすといったことは、この番組が存在していたからこそ実現したのではなかろうか。コア支持層の心を摑み、そこから更にファンを広げようとする試みは衛星放送ならではの姿勢だ。2013年から続くこの番組が、いまだ受賞していなかったことに驚きを隠せなかった。
■スカパーJSAT株式会社 カスタマーリレーション部コミュニケーション設計チーム長 岡 浩紀
この度、衛星放送協会オリジナル番組アワード「編成企画部門」で「日テレプラス 」様の『鉄道発見伝』“番組コミュニティ”の発想から番組づくり!~コロナ禍、自然災害続きの日本に、”元気”と”友情”を届けよう~が優秀賞を受賞され、誠におめでとうございます。授賞理由は、この時期だからこそ、番組スタッフ、出演者が視聴者に届けたいテーマである「元気と友情」がとても感じられる番組になっていたからです。
■毎日新聞社 学芸部副部長 丸山 進
BS・CSに鉄道番組は数多くあるが、これだけ鉄道会社の社員が出演している番組は例がない。取材範囲は全国に及び、放送開始から8年も満たないのに各地の鉄道会社と関係を築き上げ、横のつながりまで作り上げたことは、くま川鉄道と若桜鉄道を結び付けたところに象徴的に表れている。番組は、東日本大震災からの復興に取り組む三陸鉄道から始まったが、その初心を忘れずに「災害」というテーマにも向き合い続けていることも高く評価したい。
グランプリ
番組部門 最優秀賞

ドラマ

ドキュメンタリー

中継

文化・教養

バラエティ

ミニ番組

奨励賞(ドラマ)

審査員長賞

編成企画部門 最優秀賞
番宣部門 最優秀賞
CAB-J 賞
過去の衛星放送協会オリジナル番組アワード